2011/04/24

NHK〈東北高校震災中のセンバツ〉を観て

背負わされたコード化の宿命。メディア報道の反転したイメージ。そして「黙祷」という一声によって悲しみ、そして奮起する気持ち一色に染められた会場。戦後日本のスポ根がささえた「がんばる社会」の鏡像を見たかのようだ。選手の中にも被災された者がいて、またそうでなくとも自己の意思とはどのように相互するかにかかわらず、このひとたちは「がんばるのだ」。応援に行けなかった東北の人たちは地元で観戦し、そして「わたしは忘れません。ありがとう。わたしもこれから頑張っていきたい。。。」というメッセージ。嘆息するほかになにもできません。

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