2011/08/19

〈恋愛〉いろいろ

〈恋愛〉いろいろ
調べものをしていたら、偶然、このような連載をみかけました。恋愛と脳の働き。作家もいろいろ考えたが、心理学者もまたそれでいろいろ考えたようである。全体、私が興味を持ったのは「日本人の脳は...」というところ。ここで「日本人」と制限を付けて言うのはなにか、とわたしなりに考えた。そこで書かれていることは「日本人」にしか通用しないということなのか、もしそうだとすれば、なぜそのような違いが生じたのかが知りたい。日本における「恋愛」思想の形成に起因したものであるのか、あるいはなにか「脳の働き」の違いでそのようになっているのか。いずれにしても、そこで引き合いに出されているのは文学作品に書かれた「恋愛」の状況で、幾重ものフィルターを通して現れたもので、心理学の観点から観た場合、これらの状況をどのような配慮が必要か、ということを考えると、読者としてもうすこし細心の注意を払った方がよいのかもしれない。ただ、このように、心理学から介入していく見方もある意味で面白い、といえるかもしれない。

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