2011/05/24

生死一擊

生死一擊  Killshot
2008,クェンティン・タランテーノ監製,John Madden導演。部落を物語のスタートの舞台として選んだのが面白かった。だがただ情報を聞き出すために生まれ故郷の幼なじみのような人躊躇いもなく殺すとは。ま、殺し屋とはしょせんそのようなものなのかもしれない。ミッキーローグがもうすこし老けて見えるかとおもえば、なんとか見れたものだ。ちょっとまえにカッコいいおやじばかり出す映画のなかでは、ミッキーローグの顔の筋肉はなんだか総崩れしたかのようだ。インディアン役ができるとは思わなかったけど。しかしやはりかつてのカッコいい役ばかりをやった俳優であるせいか、このなかでも悪役なりのかっこよさが残されている。かつての人気俳優の特権っていったら語弊があるかもしれないが、なにか古き良き時代の義理堅い任侠の精神がちらほら見えてくる気がする。

0 件のコメント: