2010/12/17

The Soloist

The Soloist
この映画は9/20、ケーブルテレビの放送で観た。映画なのだが、ドキュメンタリーを観ているように感じさせられる作品である。ジャーナリストとしてのポ リシー。社会の実情を反映するとはどういうことなのか。仕事としてやる以上、報道される側を利用する立場に立たないでいられるのか。人を助けるとはどうい うことか。いいと思うことなら、たとえ相手が嫌がっていても強制するべきなのか、などなどを考えさせられる作品だった。
現在わたし自身がいる環境のなかで、このようなことをつい考えてしまう。社会と関わるなかで、いわゆる社会からみた「弱者」に接触する時に、ボランティア の気持ちを、つまり誰かを「助けている」という思い上がった気持ちを持たずして接することができるのか。そのようなことをついつい考えてしまう。これと似 たような問いを、この映画にもあるような気がする。

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