2011/06/13

名媛教育

名媛教育  An Education(2009)
HBO。物語は単純だけど、意外とみれる。「人なぜ教育を受けるのか?」女性として生まれた主人公が自分へ投げかけた問い。「教育を受けてなにをするのか?」「なんのために教育を受けなければならないのか?」彼女はある人生の「社会教育」で自分なりの答えを出した。この映画はジュリア・ロバーツ主演の『モナリザの微笑み』を思い出させる。女子の高等教育は結局「よい結婚」をするための基礎教養になってしまうのであれば、いったいなんのために自己の一時の仮の夢を築くのか。。。そこに出現した女子教師の二人(文学の先生と校長先生)の役割設定も、女優の配役によって造形されている。この部分も『モナリザの微笑み』に出てくるジュリア・ロバーツと重なる。女性の感情教育、これはいまに問われる問題ではない。早くからスタンダールの『恋愛論』、フロベールの『感情教育』が書かれていることは周知の通りだ。近代に入ってからでも吉行淳之介の『恋愛論』が書かれ、もちろんこれらはすべて「男」目線からはずせないものではあるが。現代になると水村美苗の『感情教育』が出され、あるいはそのまえの斎藤美奈子の『妊娠小説』などは異色ではあるが、ちょっと合わせて考えてもいい作品である。ただ、これは本当にいまだに「古くて新しい」問題なのか、どうかは、問題だ。
 2011-12-9,重新看過這部片,發現女主角跟奧黛麗赫本長得完全不一樣卻有著跟她非常相似的磁場,尤其是當她跟大衛到巴黎去的那些場景裡,可以看到一個純真高尚又聰慧的女性,仔細想想,她在許多片子裡所剪的髮型跟奧黛麗赫本的形象是重疊的,如本片的瀏海,或是將頭髮挽高穿上洋裝的時候,或是如《華爾街》一片裡,那個類似被稱為赫本頭的短髮一般。

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