春之櫻-吟子和她的弟弟 おとうと About Her Brother(2010)
2012-4-22, 公共電視。ひさしぶりに吉永小百合主演の映画を見た。鶴瓶扮するおとうとはなかなかの持ち味である。台湾の公共テレビで上映された本作はさいわい、吹き替えではなく、日本語音声のままで見ることができたので、それがなによりだった。そうでなければ小春の段になったときは、せっかくの鶴瓶の芸も台無し、きっと。中国語譯のタイトルは長たらしくて、邦題のようにすっきりはいかなかった。吉永の演技はいかにも自然で、あたかも吟子その人が生きているかのようだった。「演技」しているというようなものを感じさせなかった。ベテランの役者とは、こういうものなのかと感嘆させられた一作である。
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